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防災部

防災訓練

平成24年12月9日秋の防災訓練
救出訓練
強風の中187名が参加し、南消防署野比出張所及び第18分団のご指導と青木市会議員、小泉進次郎衆議院議員(代理)のご来場を頂いて行いました。
訓練の様子はギャラリーをご覧ください。
救出訓練の台本はこちら。


石田富太郎さんの救出
 
粟田1丁目7番、8番の防災となり組から町内会に対して、倒壊家屋の下敷きになっている被災者がおり、救助を求める連絡が入りました。


となり組代表
 「1丁目7番・8番となり組の犬塚です。ここでは2軒の家が大きく倒壊しました。1軒の方は、濱田さんが梁の下敷きになっているらしく、人力ではとても助けることができません。 もう1軒の方は、石田富太郎さんですが、我々でガレキを取って、助けようとするのですが、本人が痛がって身体に触れさせてくれません。
看護師さんなら承知すると思いますのでお願いします。
救護班長 「分かりました。やってみます。家から運び出すとき手を貸してください。」 


救護班長
 「石田さん、石田さん、看護師の池田です。
安心してください。足以外に頭や他の部分はぶつけていませんか?足に触りますよ。」
被災者石田 「い・痛い!・・・  膝が ・・痛い・・・」 


石田さんは、ガレキで足を強打した様子で、痛みを強く訴えています。   
さらに地震の恐怖が重なりパニック状態に陥っています。  






救護班長
 「石田さん、足首を動かしてください。しびれがありますか?もう大丈夫ですよ。副木をしましょうね。 頑張ってください。」 


被災者 石田富太郎さんは幸い怪我の状態は軽く、後ほど震災時避難所に運ばれ手当を受けることになりました。石田さんは自主防災組織の避難誘導班に引き継がれます。 

濱田源蔵さんの救出

救出班長は、準備中の班員に準備が出来次第、速やかに現場に来るよう命じ、副班長と共に被災現場に急行しました。 被災現場に到着した班長は早速、救出方法・救出口をどこにするか探索しつつ、となり組代表から、被災者の人数、怪我の様子などについて報告を受けます。また、副班長に命じて余震が発生した時の、緊急避難場所を選定させます 

となり組代表「1丁目7番・8番となり組の犬塚です。被災者は濱田源蔵さん。80歳ぐらい 一人暮らしで来訪者はいなかったようです。身体が梁のようなものに挟まれているらしく、動けないようです。呼び掛けには応じるので意識はあります。早く助けてください。よろしくお願いします。」
救出班長「解りました。一人ということは確かですか。」
となり組代表「はい、それはこちらからの「一人か?」との問いかけに、はっきり答えが返ってきますので間違いないと思います。」
救出班長「了解。引き受けました。後は我々でやります。有難う。」
となり組代表「よろしくお願いします。病院へ搬送の車を山田さんが出してくれますので近くへ準備します。」
救出班長「よろしく頼みます。」 




こうして、となり組代表から状況を聞いた班長は、被災者を励まし、救出方法・救出口、余震時の緊急避難場所を決定します。 
 準備を終えた救出班が防災車とともにただいま到着しました。


救出班長「高澤さん☛この場所を開口しなさい。」チェーンソー係☛「了解、開口します」
救出班長「副班長、緊急時避難場所を選びなさい。」
副班長「了解、避難場所はここにします」☛
全員「了解!」 






救出班長
 「ジャッキ係、ジャッキを持って被災者のところへ。」
ジャッキ係
 「了解、入ります。」 




がれきの除去





救出班長「余震発生全員避難しなさい。」
全 員「了解、避難します。」


救出班長「余震鎮静、作業再開」
全  員
「了解、作業再開します。」 


救出班長
 「火災発生!消火係消火作業開始、救出作業は継続」
消火係
 「了解、消火作業開始」 


消火係「火災鎮火。
」救出班長「火災鎮火」 








救出班長
 「本部、本部こちら第1現場、只今救出完了。被災者濱田源蔵さん、怪我の程度、大腿骨骨折、腰部打撲の模様、支援者の車で久里浜病院へ搬送する。おわり」
本部情報連絡班
 「了解、おわり」